[かむカム08号/1994年12月]より 歯のまめ知識かむカム歯の話

子供の歯を守ろう!!

6才臼歯は大丈夫ですか? 大切な歯ミガキと定期検診

あなたの家のお子さんの口の中の状態をご覧になったことがあるでしょうか。むし歯や歯並びなどロの中の状態をいつも把握して、早期発見による早期治療につなげるのは親の義務でもあるでしょう。そこで子供の歯を守るために一緒に考えてみたいと思います。

必ず親が子供の口の中を再点検

虫歯(う蝕)のメカニズムは、歯・食物・微生物(細菌)の3つの要素によると言われています。さて、予防について、家庭で出来ることは何でしょうか、考えて見ましょう。
食生活では栄養のバランスを考え、噛みごたえのある物も、好き嫌いせず良く噛んで食べているでしょうか、飲食は時間をきめていますか? 次に、ブラッシング(歯みがき)は、乳児の頃や、幼児の頃は、保健所での健診や指導を受けて、頑張ってきたでしょう。子供も小学校へ入学前後ともなると、何でも自分でやれる子に、と言う親心からか、ブラッシングを終えた子供の口の中を覗くことも、次第に少なくなってはいませんか?

歯の王様「6歳臼歯」はみがきにくい

ちょうど、この頃になると、乳歯の奥に6歳臼歯(第1大臼歯)が生えて来ます。突然にニョキッと生えてくるわけではありません。乳歯の奥で汚れたままになってはいませんか?6歳臼歯は、1番強く噛める歯で噛み合わせの基となる大黒柱のような大切な歯です。
食べた後はブクブクとすすぐことから始めましょう。どのようにしたら、完全に生えきれていない6歳臼歯に歯プラシが届くでしようか。乳歯の面に水平に当てたブラシを奥へ1センチ前後付き入れて、歯ブラシの柄を少し持ち上げると歯ブラシの毛先が届くでしょう。頬側や舌側へ細かく動かしてみましょう。
また、乳歯の奥へ頬側から歯ブラシを突っ込み磨いて行くのもよいでしょう。歯ブラシも、植毛の部分の面や角の毛先の角度を変えながら上手に使って行きましょう。磨いているのと、磨けているのとは違います。歯科医院での健診をお勧めします。歯面にフッ素を塗布したり、歯の溝への予防充填の方法もありますのでご相談下さい。

必ず年間計画に

歯の検診日を子供の誕生日をケーキで祝うことはあっても、歯の健診で虫歯がなかったと喜んであげる家庭は少ないでしょう。誕生日・虫歯予防デ−(6月4日)・夏休み・いい歯の日(11月8日)等の折、各々の家庭で半年に1度は、年間計画の中に歯の健診日を組み入れておきましょう。

このような事の継続が、よい習慣(教育)だと思います。8020(80歳で20本の歯を保つ)を実現できるように、バンザイといえるように!