[かむカム5号/1993年3月]より 歯のまめ知識かむカム歯のQ&A

Q : 歯みがきはだれでも毎日行っていますが、きれいに磨くことはなかなかむずかしいようです。歯みがきのポイントを教えて下さい。

A : 歯をきれいにみがくには、歯ブラシや歯みがき剤についての知識も必要です。

1. 歯ブラシについて

市販されている歯プラシには乳児用・幼児用・学童用・成人用など何種類かの大きさのものがありますが、幼児用または学童用を買い求めればよいと思います。歯プラシは大きすぎると口の奥の方がみがきにくくなりますし、小さすぎても効率が悪いものです。目安は子どもの指2本分くらいの大きさです。

2. 歯みがき剤について

歯みがき剤を使用する場合はフッ素入りの歯みがき剤の使用をすすめます。これはむし歯予防に役立ちます。しかし、歯みがきにおいては、歯みがき剤はあくまでも補助で、主役は歯ブラシであることを知って下さい。歯みがき剤を多くつけると口の中が泡だらけになり、本来の歯みがきを妨げることがあります。

3. 歯みがき方法について

いろいろな歯みがき方法がありますが、要は歯の汚れ(歯垢)をとることです。歯ブラシの毛先を歯に直角にあて、あまり力を入れないで「シャカシャカ」みがくようにします。時々は歯垢染め出し剤を使用して歯みがき後に歯垢が十分落ちているかチェックすることも必要です。

5歳児になると乳歯のうしろから第一大臼歯(永久歯)が生えてきます。生え始めは歯の背丈が低く、歯ブラシがとどきにくいものです。この歯の歯みがきには工夫が必要です。口を小さめに開け、横から歯ブラシを入れるようにし、歯ブラシの先端を第一大臼歯に当ててみがくようにします。
歯みがきは大人でもむづかしいものです。子どもの歯みがきは練習段階だという考えが必要でしょう。子ども自身でみがかせ、保護者が仕上げみがきをしてあげることが基本といえます。