[かむカム17号/1999年1月]より 歯のまめ知識かむカム歯のQ&A

Q : 歯ブラシは硬いのや軟らかいものなどいろいろありますが、それぞれの長所短所を掲載してください。

A : 歯ブラシの選び方

刷毛の材質で選ぶなら……

刷毛には、自然毛(豚毛や狸毛など)と人工毛(ナイロン製)があり、比較すると自然毛の場合は吸水性があり、使用後の乾燥に時間がかかるため不衛生になりがちです。また、硬さや太さが一定でないため、軟らかすぎるものは(好む人もいますが)歯垢がよく取れません。

一方、人工毛は、熱に弱いが吸水性が少なく、硬さや太さが一定に加工されているため、管理面や使い易さの点から自然毛より優れています。

刷毛の硬さで選ぶなら……

刷毛の硬さの目安は、毛の太さ(直径)の細いものほど柔らかく、毛足の長いものほど弾力があります。現在、市販されている殆どのものは、各メーカーによって分類表示されています。

一般に、刷毛の非常に軟らかいものを(E・S)、軟らかい(S)、普通(M)、硬い(H)、非常に硬い(E・H)と表現しています。

刷毛の硬さによる適正は、次の通りです。 刷毛が硬い(H)や(E・H)は、毛束の脇腹を用いて歯肉をマッサージするのに適していて、高度の歯周病の人に向いています。
しかし、その使い方は、技術的な難しさがあります。強い刺激を磨けていると誤解し、乱暴に使うと、歯肉を傷つけたり、歯がすり減ってしまいます。使用時は、専門家(歯科医師や歯科衛生士)の指導が大切です。

刷毛が普通(M)や(S)は、毛先を用いてこすって、歯垢を取るのに適していて、歯の面の清掃効果に優れています。しかし、力の入れすぎで、長期間にわたって使うとやはり歯がすり減るので注意が必要です。
刷毛が極めて軟らかい(E・S)や(S)は、歯肉や歯を傷つけることが少ないので、歯と歯肉の境目の清掃に適していて、歯肉の炎症の強い人や歯周病手術後の日の浅い人が用いたりするのによいのですが、その反面、清掃効果、歯肉のマッサージ効果の点で劣ります。

使いやすい歯ブラシとは

材質はナイロンが一番

歯垢をしっかり取るためと常に清潔に保管するためにも適しています。刷毛は普通の硬さのもの毛束の長さがそろっていて刷掃面の上部が平らなもの形は小さめ、柄はストレート刷毛部が自分の下の前歯三本半位いの長さのもの、柄は真っ直ぐで、平型が、安定しています。