歯科医療について/障害者歯科医療

横浜市、川崎市を除いた県域の障害者歯科医療のあゆみ

神奈川県における障害者歯科診療への取り組みは、昭和41年度に神奈川県民生部(現福祉部)と神奈川県歯科医師会との間で「重症心身障害児歯科診療協力医」を置くことで発足しました。その後、軽度であっても心身障害のある小児ならば診療するということに進展し、「重症」という言葉がとられ、「心身障害児歯科診療協力医」という名称になりました。
個人診療所の他に、病院歯科として聖ヨゼフ病院が小児・成人を含めた二次・三次医療に、そして、県立こども医療センターが二次・三次、ことに難病をもつ障害児の歯科医療に協力していました。
このように、県下に一次・二次・三次医療を綱羅した障害児者歯科医療のシステムが段々と形成されていきました。しかし、県全体に障害者が散らばっていたために、十余ケ所の診療所と二・三の病院だけでは、この分野の需要に応じきれていませんでした。
そのうち、昭和54年度から神奈川県はこの分野での推進を図るため、「心身障害児者歯科診療奨励事業」を開始し、5年間継続されました。この間に、本県下での障害者歯科医療のシステム化が発案され、実行に移されていきました。昭和59年度からは、県の補助による「心身障害児者歯科医療推進事業」が行われ、今日にいたっています(平成7年度より「障害者歯科医療推進事業」に改称)。

横浜市および川崎市は政令都市として、歯科医師会も障害者歯科医療にそれぞれ独自の活動を続けています。近年、これら2歯科医師会も県歯科医師会と共同でこの事業に参加する機会が増えてきています。

県域の障害者歯科医療のシステム

障害者の歯科医療は、次のように一次・二次・三次と区分した医療体系を図っています。
  1. 一次医療:通常の歯科診療所の人員と装備で対応できる医療
  2. 二次医療:集約された人員と装備とやや高次の内容をもつ医療
  3. 三次医療:専門的で包括的な内容を必要とする医療

1. 一次医療機関

昭和59年度から62年度までの3年間実施された「心身障害児者歯科医療推進事業」の中で、県域(横浜・川崎を除く地域)の会員を対象に心身障害児者の歯科診療に必要な学術および実技研修を行い、この研修修了者を「一次医療担当医」として認定して、今後の一次医療はこの担当医が中心となって行うこととなりました。
その後、毎年行われる研修によって「一次医療担当医」が認定されています。

一次医療担当歯科医名簿

2. 二次医療機関

藤沢市心身障害児者歯科診療所〒251-0025 藤沢市鵠沼石上2-8-4
藤沢市口腔保健センター内
TEL:0466-26-3310
相模原心身障害児者歯科診療所〒229-0036 相模原市富士見6-6-23けやき会館
相模原口腔保健センター内
TEL:0427-56-1501
三浦半島地域障害者歯科診療所〒238-0006 横須賀市日の出町2-9
横須賀口腔衛生センター内
TEL:0468-23-0062
厚木市障害者歯科診療所〒243-0018 厚木市中町1-8-12
厚木歯科保健センター内
TEL:0462-24-6081
平塚市障害者歯科診療所〒254-0054 平塚市中里34-17
平塚市地域医療管理センター内
TEL:0463-32-7008
小田原市歯科二次診療所〒250-0875
小田原市南鴨官2-27-19
TEL:0465-48-6775
横浜市歯科保健医療センター〒231-0012 横浜市中区相生町6-107
神奈川県歯科保健総合センター内
TEL:045-201-7737
川崎市歯科医師会館診療所〒210-6616
川崎市川崎区砂子2-10-10
TEL:044-233-4494
川崎市中原歯科保健センター〒211-0061
川崎市中原区小杉2-288-4
TEL:044-733-1248
川崎市百合丘歯科保健センター〒215-0003
川崎市麻生区高石4-15-5
TEL:044-966-2261
川崎市久地歯科保健センター〒213-0032
川崎市高津区久地48-1
TEL:044-811-0355

3. 三次医療機関

神奈川県立こども医療センター〒232-0066
横浜市南区六ッ川2一138-4歯科
TEL:045-711-2351(代)
神奈川リハビリテーション病院〒243-0121
厚木市七沢516歯科口腔外科
TEL:0462-49-2530(直)
神奈川歯科大学附属病院〒238‐0003
横須賀市稲岡町82障害者歯科
TEL:0468-22-8874(直)