秦野伊勢原歯科医師会 歯と口の健康週間事業実施

令和7年6月7日(土)歯と口の健康週間事業として、フッ化物塗布と歯科相談、口腔ケア講演会、フッ化物洗口体験を行った。

フッ化物塗布と歯科相談は今年で55回目となる伝統事業で、秦野市と伊勢原市が共催する社会貢献事業でもある。会場はメタックス体育館はだのと伊勢原市立中央公民館で、70歳以下の全会員が参加し、日本歯科東京短期大学歯科衛生学科の学生と教員77名の協力で、WEBで申し込みのあった小学校1-2年生195名に歯ブラシ法でフッ化物塗布を行った。歯科相談は24名あった。

秦野会場では平塚保健福祉事務所秦野センターの歯科医師らがフッ化物洗口法の体験ブースを設け78名が参加していた。

口腔ケア講演会は、東海大学医学部専門診療学系口腔外科学領域教授の太田嘉英先生と、秦野伊勢原地区歯科衛生士会とオーラルフレイル健口推進員による講演の2部構成で実施した。秦野市保健福祉センターと伊勢原シティプラザの2会場で、167名の幅広い年齢層の市民が受講した。太田教授を講師に迎えての講演は15回目となるが、今年は『美味しく生き抜くために!~知っておきたい口腔がんの正しい知識~』と題し、がん発生のメカニズムから現在の治療法の説明まで、我々会員も勉強になる深い専門知識を、一般市民にも分かりやすく解説していた。

歯科衛生士会は誤嚥防止のために口腔周囲筋の衰えを予防することの重要性をアピール。それを受けてオーラルフレイル健口推進員が健口体操を実演し受講者は楽しく実技に参加していた。

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