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「歯科受診自粛して、代わりにセルフケア…でも限界があった!?」という方の体験談

オーラルヘルスオンラインでは、コロナ禍が始まって以降、新型コロナウイルス感染を恐れて歯科受診を中断することのデメリットや、歯科医院での感染対策などについて以下の記事でも訴えてまいりました。

[口腔清掃の重要性~ウイルスに負けない地域社会のために~] 5月26日
通院・治療継続をご自身で判断する前に「かかりつけ歯科医」にご相談ください 5月22日
「歯科医院はコロナ感染リスクが高い」って本当なの? 5月15日
口の中のケアが、新型コロナウイルス感染を防ぐ 5月13日
歯科医院受診は新型コロナウイルスの感染リスクを高めるか? 5月13日

今回、集英社の女性向けサイト[OurAge(アワエイジ)]の編集部の方が「編集部の今日のつぶやき」という記事の中で、「歯科クリーニングは自粛しちゃいかん!?」と悟った50代のトホホな出来事と題して、「自粛による歯医者でのメンテナンス中断は良くなかった」という感想を述べられております。簡単に概要をご紹介させていただきますので、ぜひ元記事もお読みになっていただければと思います。オーラルヘルスオンラインは歯科医師の視点で情報を伝えておりますが、今回は患者さん目線の記事でコロナウイルスと歯科医院の通院について「なるほど」と共感していただければと思います。

編集部のマドレーヌさんは、40代になってからは定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けていて、いつも最後に歯科衛生士に、よく磨けていて出血もないと褒められていたそうです。4か月に一度定期的に通っていたのですが、今年の5月は予約を入れず、つい自粛してしまったとのことです。この間もご自分では、いつもどおりしっかりセルフケアはされていたとのことですが、7月になって半年ぶりにかかりつけの歯科医院を受診した際に初めて歯肉から出血があり、メンテナンス期間が2か月延びただけでもセルフケアのみでは、不十分だったことを痛感したそうです。

今回の歯肉出血という症状は、大きな問題にはつながらない可能性が高いとは思いますが、未だに歯科医院での感染に恐怖心を覚えている患者さんがいることも事実です。「新しい日常」という言葉が使われだしていますが、withコロナの新しい日常に歯科医院への通院をきちんと組み入れていただくことが、多くの方にプラスになると信じています。

※今回ご紹介したOurAgeは集英社の雑誌MyAgeのオンラインメディアで、40~50代の女性編集スタッフが同世代の読者に向けて「美とからだ」に関するリアルな情報を提供しています。

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