令和6年度第19回神奈川県歯科保健賞研究奨励事業にて採択された研究について
令和6年度第19回神奈川県歯科保健賞研究奨励事業にて採択された研究についてお知らせします。
神奈川県歯科医師会は歯科保健に関する研究の振興を促すため、教育啓発や調査研究に対し助成しています。
採択研究名:「HIV感染者の口腔機能低下(オーラルフレイル)の実態把握」
研究責任者(医科):所属 横浜市立市民病院感染症内科 吉村幸浩
研究責任者(歯科):所属 神奈川県歯科医師会 鈴木信治
研究分担者:池野 良(神奈川県歯科医師会)、田村 彩(神奈川県健康増進課健康づくりグループ)、
中澤よう子(神奈川県予防医学協会)
調査協力者:千葉容太(神奈川県歯科医師会)、加藤尊巳(神奈川県歯科医師会)、鈴木彰(神奈川県歯科医師会)
研究の概要:長期療養時代を迎えHIV感染者の高齢化とそれにともなう生活習慣病の合併やフレイルの早期発症が明らかになりつつある。しかしHIV感染者の口腔機能低下(オーラルフレイル)の実態は明らかではない。本研究はHIV感染者のオーラルフレイル・口腔機能低下の実態を評価をすることを目的とし実施する。
研究期間:2025年4月~2026年3月
研究対象:横浜市立市民病院に通院する40歳以上のHIV感染者100名ならびに神奈川県歯科医師会会員診療所に通院する40歳以上のHIV非感染者100名。
調査項目:基本情報、既往歴、OF-5(オーラルフレイル調査表)、口腔機能低下症各種検査など
利益相反:なし
※この研究は令和6年度第19回神奈川県歯科保健賞研究奨励事業にて採択された研究です。