
クラシエが2022年に実施した調査では、子どもの約7割が年1回以上、薬を飲む機会がありました。いざ薬を飲ませようとしても、苦味を嫌がったり、粉薬をうまく飲み込めなかったりすると、保護者の方も困ってしまうでしょう。そんなときに役立つ服薬補助食品が「おくすりパクッとねるねる」です。使い方や特徴についてみてみましょう。
■おくすりパクッとねるねるの特徴

「おくすりパクッとねるねる」は、少量の水と粉を混ぜて作ります。できあがった「ねるねる」に薬を混ぜたり、薬を包んだりして食べると、苦味や嫌なにおいを感じにくくなります。使えるのは、散剤(粉薬)と顆粒剤(細かいつぶつぶのある薬)です。
1箱に、メロンソーダ味とイチゴ味の「ねるねるのもと」が各3袋、計6袋入っています。1回に1袋を使いきる小分け包装で、賞味期間は製造から24カ月です。付属のトレーとスプーンは、洗って繰り返し使えます。
ただし、対象年齢は1歳以上が目安です。お子さんの成長に合わせて、かんで食べられることを確認してから使用しましょう。
■好みに合わせて味を選べる
メロンソーダ味とイチゴ味が入っているので、お子さんの好みに合わせて選べます。薬を飲むのを嫌がるお子さんにも「どっちがいい?」と聞くことで、「イヤ!」を回避できるかもしれません。
そして、安心の1袋ずつ使い切りタイプで、賞味期間は製造から24カ月。使わなかった未開封の袋は、次の服薬機会や、きょうだいが薬を飲むときにも使えます。味の好みが違うきょうだいでも、それぞれ選べるのは助かりますね。
■薬剤師の声から生まれた商品
この商品が生まれるきっかけは、医療現場の薬剤師から寄せられた「子どもに薬を飲ませるときに、お菓子の『ねるねるねるね』を使っている」という声だったそうです。「ねるねるねるね」は、水と粉を混ぜると色が変わってふくらむ不思議なお菓子で、1986年発売のロングセラー商品です。クラシエは、子どもの服薬の問題を解決できないかと、国立成育医療研究センター共同研究を行い、「おくすりパクッとねるねる」が開発されました。
この商品は、アレルギー表示の対象となる28品目やカルシウムを使用しておらず、薬との相互作用のない成分のみを使用しています。また、薬の苦味を感じにくくし、薬の吸収を妨げないことを特徴とする特許取得済みの商品です(特許第7454619号)。
薬を飲むのが苦手なお子さんには、選択肢の一つになることでしょう。ただし、使いたい薬と一緒に食べてよいかは、事前に医師または薬剤師に確認することが大切です。
おくすりパクッとねるねる Kracie
横浜市歯科医師会会員 カナリア歯科クリニック 川原綾夏
- 執筆者情報
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川原綾夏神奈川県歯科医師会会員・横浜市歯科医師会会員
カナリア歯科クリニック


