知ってる?3分で分かるオーラルフレイル

はじめに。オーラルフレイル予防には何が良い?

 この記事を読むとオーラルフレイルが何なのか理解が深まると思います。現在、神奈川県歯科医師会では、オーラルフレイル予防の基本である歯ブラシが100名に当選する企画を実施中です。
懸賞ページはこちらです。https://www.dent-kng.or.jp/promotion/

 オーラルフレイルをご存知ですか?最近、耳にする機会も増えているかもしれません。
オーラルフレイルを3分で理解してみましょう!

そもそもオーラルフレイルって何?

 フレイルという言葉は英語だと思いませんか?実は、日本生まれの造語なのです。2014 年に日本老年医学会から虚弱(frailty)のことを『フレイル』と呼ぶことか提唱されました。フレイルは、健康な状態と病気や要介護の状態の中間です。フレイルにオーラル(口の)をくっつけて作った言葉がオーラルフレイルです。

オーラルフレイルをもっと詳しく

 オーラルフレイルは『老化に伴う様々な口腔環境の変化、歯の数の変化、心身の予備能力低下も重なり、最終的に食べる機能障害へ陥るもの』とまとめられます。つまり、口の機能のささいな衰えが口や全身の機能を低下させてしまう状態と言えます。

オーラルフレイルの簡単セルフチェック

 オーラルフレイルのリスクが自分でチェツクできます。点数が合計3点以上で
オーラルフレイルの危険性がありとなります。

 
 セルフケアの歯をしっかり磨く、プロフェッショナルケアを受けるために歯科医院を受信することも大切なようですね。

オーラルフレイルを放置すると?

 
 オーラルフレイルを放置すると、全身のフレイル、サルコペニア(筋肉の減少)、介護リスク、死亡リスクが2倍となります。オーラルフレイルは全身のフレイルに先行して起こると言われているので、口のささいな変化に気づいたら対処をする必要があります。

 

オーラルフレイル予防、治療

 オーラルフレイルは全身の健康のためにも重要だということが分かりました。オーラルフレイルの予防のためには、何が出来るでしょうか。しっかりと咬むことが出来る歯や口が大切です。毎日のブラッシングなどのセルフケアに加えて定期的なプロフェッショナルケアを受けることを習慣づけると良いでしょう。オーラルフレイルかもしれないと感じたら、歯科医院を受診して相談をしてみましょう。歯に問題があれば、歯の治療が必要となりますし、筋肉の低下があれば筋肉をトレーニングする方法もあります。

参考資料
1)オーラルフレイルハンドブック.神奈川県健康推進課 / 公益社団法人 神奈川県歯科医師会
https://www.dent-kng.or.jp/fswp/wp-content/themes/kanagawa/images/handbook2.pdf
2)歯科診療所における オーラルフレイル対応マニュアル2019年版. 公益社団法人日本歯科医師会 https://www.jda.or.jp/dentist/oral_frail/pdf/manual_sec_01.pdf

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

もくじ