これから入院をしなくてはいけない患者様へ

周術期等口腔機能管理をご存じですか??

難しい言葉ですね。
周術期等口腔機能管理とは、全身麻酔の手術や、抗がん剤、放射線治療、緩和医療の前後(周術期等)にお口のケア(口腔機能管理)を行って、思わぬトラブルを予防することです。

思わぬトラブル??

お口の中をしっかり管理しておかないと、揺れている歯が全身麻酔のときに抜ける、手術後や緩和ケアの際に唾液が肺に入って肺炎になる(誤嚥性肺炎)、傷が化膿する、熱が出るなどのトラブルで入院期間が長くなったり、最悪の場合はお命にかかわることがあります。

お口の管理??

「入院前に歯医者なんか面倒だよ」という声も聞きます。
皆様ご存じでしょうか。
歯科に受診し歯周病検査を行うと、それぞれの歯牙に対し歯周病がどの位進行しているか数値(歯周ポケット)で表してくれます。
例えば歯が28本全部残っており、全ての歯の歯周ポケットが5ミリの場合、手のひらと同じ大きさ(72㎠)の炎症があると言われています。
もし顔に手のひら大の炎症があったら皆さん一生懸命に治そうとしますよね。
またその様な炎症を抱えていたら、せっかく入院して病気の治療をしているのに中々うまくいきません。

いざ病気が見つかると、すぐに治療が始まる場合が多いので、日頃からお口の中を清潔に保つために、かかりつけ歯科を見つけ定期的な受診をしましょう。

神奈川県歯科医師会・横浜市歯科医師会会員 川滝統一

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